
デザイナーインタビュー:新作の魅力とデザインへのこだわり
2025.03.25.
ーMuguet rose seriesー
新作入荷してから大人気となっている
【ミュゲローズプリントシリーズ】
デザイナーにこだわりをインタビューしてみました!
ぜひご覧ください。
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ミュゲローズプリント
Q: ミュゲローズプリントの誕生ヒストリーについて教えてください。
A: ミュゲローズプリントはフランスで調達したデッドストックのプリント生地が元になっています。
ミュゲ(フランス語でスズランの意)とローズ(バラ)が柔らかく垣根に絡み合うような、
密集した花々の柄域は細やかで上品な雰囲気。
ポンデシャロンのお客様の好みにもぴったりだと思い、こちらの柄をオマージュしました。
飛び柄で配置された甘くない幾何学的なローズの表現もお気に入りです。
また、フランスの5月1日はスズランの日。大切な人にスズランを贈る習慣があります。
「La Fête du Muguet 」(ラ フェット デュ ミュゲ)と呼ばれ、
この日のフランスの街角はかわいいスズランでいっぱいに!
もらった人は幸運が訪れるというスズランに、身につけてくださるお客様への思いも込めました。
ミュゲローズプリントワンピース
A:ワンピースのボタンは上から4つまではクルミボタンをあしらい、
それ以降はベースカラーに染めたボタンを使用しています。
2種類のボタンを使うことにより、目線を上に持っていくことで、
スラっとバランス良く見えるよう配慮しました。
また、カーディガンなどを羽織った際、異なるボタンが覗く楽しさや、
クルミボタンのみをとめてオープンにして羽織るなど、
ボタンの違いによって起こるニュアンス感を着こなしの中で楽しんでいただきたい
という思いがあります。
ちょっとしたことなのですが、ボタンひとつでも既製の品には無いような
ポンデらしい遊び心がデザインのエッセンスのひとつになっています。
ミュゲローズプリントギャザーネックブラウス
Q: 生地について教えてください。
A: プリントのベース生地のことをP下(ピーした)と呼ぶのですが、
ミュゲローズプリントのP下はポンデの定番60ローンです。
シワが目立ちづらく、お洗濯後もポンポンとしわ伸ばしをして干すだけでアイロンいらず。
夜に干すと朝にはたいてい乾いているので、春夏のヘビロテにぴったりな素材なんです。
プリントの仕上がりもきれいで、コットンならではの軽く柔らかい素材感で着心地も良いですよ。
実は、ポンデの大人気リーフプリントワンピースのP下も同じ60ローンを使用しています。
定番素材を大切に、今後も新しい柄やデザインをお届けできたらと思います。
シーズンのオリジナルプリントを楽しみにしてください。